この投稿は一部フィクションを含みます。実在の人物及び団体とは 関係ありません
この記事では、離婚時の財産分与の平均額や有利に交渉を進める秘訣について紹介していくよ!
離婚を考えているけど「財産分与って実際にどのくらいの金額なの?」「損しないためにはどうすればいいの?」と気になっている人も多いんじゃないかな。
もらえるはずだったものがもらえなかった…となるのは避けたいよね。
この記事を参考にすれば、離婚時の財産分与の平均額や有利に交渉を進めるためにすることがわかって、今後の行動が明確になるはず◎
ぜひ最後まで読んでみてね!
離婚する時の財産分与の平均額
財産分与の金額は夫婦で2分の1が基本だよ!
ただし、夫婦で話し合って納得している場合はどんなふうに決めてもいいの◎
どのくらいの金額が多いのか、財産分与を決めるために知っておきたい知識について説明するね!
財産分与の平均額
司法統計によると、調停などで財産分与の支払額が決まった夫婦では財産分与が「100万円以下」の件数が多いみたい。
ただし、婚姻期間が長くなるほうが離婚時の財産分与の金額は高くなっているよ。
婚姻期間が20年以上の夫婦だと「100万円以下」は1割未満に減って「1000万円以上」が約3割を占めるようになっているの!
婚姻期間が長い方が夫婦の財産が増えて、財産分与の金額も上がったと考えられるね。
財産分与を決める要素
財産分与を決める要素は3つあるよ!
- 清算的財産分与
- 扶養的財産分与
- 慰謝料的財産分与
3つの要素を考慮しながら財産分与を決めていくよ!
それぞれ簡単に説明していくね。
- 清算的財産分与
結婚してから夫婦2人が協力して築いてきた財産を分与することだよ。
財産分与の割合は夫婦で「2分の1」が基本。
話し合ってお互いが納得していれば、2分の1じゃなくてもOKだよ!
清算的財産分与では、離婚理由がどちらにあるかや収入の高さによって分配の割合が変わることはないの!
離婚原因をつくったひとでも、専業主婦でも受け取る権利があるよ。
- 扶養的財産分与
離婚後に夫婦どちらかの生活が経済的に不安な場合に生計を補助する目的で財産を分与すること。
病気で働けない場合や、高齢・小さな子どもがいて働くのが難しい専業主婦などの場合に認められやすいの◎
一括で支払われることもあるけど、毎月の支払金額を決めて支払われることが多いよ!
- 慰謝料的財産分与
慰謝料請求としての意味合いをもつ財産分与のこと。
慰謝料はお金でしか払われないけど、慰謝料的財産分与ではお金以外の不動産や車なども含まれるよ。
慰謝料と慰謝料的財産分与を2重で受け取ることはできないから注意してね。
財産分与の対象になるもの・ならないもの
財産分与の対象となるのものを「共有財産」、対象とならないものを「特有財産」というよ。
「共有財産」は結婚してから夫婦で協力して築き上げた財産のこと。
「特有財産」は結婚する前の財産や結婚してから夫婦の協力とは無関係に築いた財産のことをいうよ。
実際にどんなものが対象になるのか簡単にまとめたよ◎
現金以外にも財産となるものがたくさんある!
離婚する時の財産分与を有利に交渉を進める秘訣
離婚時の財産分与を有利に進める秘訣は、財産分与の対象になる財産をしっかり把握しておくことや自分が受け取れる財産を理解しておくこと。
有利に交渉を進めるためにすることを紹介していくね♪
財産を把握する
財産の把握漏れがあると、本来うけとれたはずの分与額よりも少なくなってしまうよ!
相手が財産を隠そうとすると把握が難しくなるから、なるべく離婚を切り出す前や別居する前に財産の把握をしておくのがオススメ◎
ちなみに、ゆなが財産を把握するときに使って良かったのは「マネーフォワード」っていう家計アプリ。
「マネーフォワード」に夫婦の口座やクレジットカードを全部紐づけておいたおかげで、財産の把握がしやすかったよ♪
無料でダウンロードできるよ!
財産を処分されないようにする
財産分与の方法が決まる前に財産を処分されないよう注意が必要だよ!
財産を請求された側はなるべくわたす財産を少なくしたいから、預貯金を使ったり不動産を売却したりする可能性がある…
処分されそうなときは家庭裁判所に「保全処分」を申し立てられるよ。
保全処分が認められた財産の処分を禁止できる可能性がある!
財産を築くために貢献したことを伝える
自分が夫婦の財産を築くのに大きく貢献していたことがあるなら、主張することも大事◎
財産分与は2分の1が原則だけど、場合によっては2分の1じゃなくなるケースもあるの。
- 共働きで同じくらいの収入だけど家事育児は全て自分がやっていた場合
- 自分の特殊な資格や能力による財産がある場合(スポーツ選手、医師など)
- 相手が浪費をしていた場合
など、自分の割合が高くなるケースもあるから有利に進めるために相談してみて!
これを見ると「専業主婦だったら2分の1より少なくなるの?」って感じるかもしれないけど、基本的には専業主婦でも2分の1の分与が認められるからね◎
収入はなくても、主婦業によって財産形成に貢献していると判断されるから!
ただし、相手の職業が特殊(経営者、スポーツ選手、医師など)の場合や主婦業を放棄していた場合は2分の1よりも低くなる可能性があるよ。
話し合った内容は書面に残す
夫婦で話し合って財産分与の内容を決めた場合、内容を書面に残しておくことがオススメ◎
書面がないと財産分与について合意したつもりが相手にはぐらかされてしまったり、後でもめたりする可能性があるよ。
話し合った内容は「離婚協議書」にまとめて書いておこう。
- 夫婦間で離婚の条件を整理・確認するための契約書のこと
- 親権や養育費、慰謝料、財産分与などについて記載する書類
ただし、離婚協議書には強制力はないよ。取り決めた条件が守られなかった場合、強制的に金銭を払わせるためには裁判が必要になるよ。
強制力を持たせたい場合「公正証書」で作成するといい◎
- 夫婦間で合意した内容を公証役場にて公証人に書いてもらう公的な文書のこと
- 条件を守られなかった場合は裁判なしで強制的に金銭を支払わせることができる
- 作成するのに費用がかかる
話し合った内容はきちんと書面に残しておいてね!
弁護士に依頼する
財産分与を有利にすすめるために弁護士に依頼するのもひとつの手だよ!
現金以外にも株や住宅ローンなど、財産分与の方法は複雑でわかりにくいものがたくさん…
弁護士に相談すると個別の状況に合わせた財産分与を提案してくれる。
ほかにも、夫婦で話が進まないときや隠されている財産があるときは弁護士に相談してみて◎
「弁護士会照会制度」や「調査委託制度」といった相手の財産を調査する制度も利用できるよ!
制度を使っても絶対に隠し財産が見つかるわけじゃない!自分でも財産を調べておいてね!
まとめ|離婚時の財産分与は知識をつけて有利に進める準備をしよう
ここまで、離婚時の財産分与の平均額や有利に交渉を進める秘訣について紹介してきたよ!
財産分与の平均額について、全体として100万円以下の割合が多いけど家庭の財産状況によって変わってくる。
財産分与は夫婦の共有財産の2分の1が基本だよ!
有利に交渉を進めるためには、財産分与の対象になるものや自分が受け取れる財産について知っておくことが大切◎
だけど離婚時の財産分与の問題って複雑で、ひとりで調べて知識をつけるのは大変だと感じることはない?
知識がないともらえるはずだった財産がもらえなくて後悔することも…
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財産分与は情報を知っているかどうかが大事。早いうちから知識をつけて、財産分与で後悔しないように相談してみてね♪
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