この投稿は一部フィクションを含みます。実在の人物及び団体とは 関係ありません
離婚したらとりあえず一回実家に帰る予定って人、多いんじゃないかな。
そんなときに気になるのが、もらえる手当に変化があるのか!だよね。
離婚後に実家に帰ると、手当が減額されたり、もらえなくなることがあるの!
今回は手当のひとつ、「母子手当」の内容がどうなるのかまとめていくよ。
知らないと損するかも!
この記事を読むことで、こんなことが分かるよ。
- 母子手当とは何か
- 手当をもらえるかの計算方法
- 実家に帰るときに知らないと損する注意点
この記事の内容を参考に、新しい生活の準備をしっかりしていこう!
\他の心配事も少しずつ解決していこ!/
母子手当とは
母子手当=児童扶養手当
ひとり親などを対象に生活や子どものために支給されるお金のことだよ。
受給できるのは0歳から18歳までの子どもを育てている母や父、または両親に代わって子どもを育てている人!
細かいことは自治体によって違うことがあるから、HPをチェックしたり問い合わせたりすると安心だよ♪
母子手当(児童扶養手当)の計算方法
- 1月から9月に申請→前々年の所得をチェック
- 10月から12月に申請→前年の所得をチェック
会社員の人は源泉徴収票を用意してね!
赤枠の部分の金額をチェックするよ◎
自営業の人は確定申告書を用意して「所得の合計」をチェックしてね!
「STEP1で確認した所得」+「養育費の8割」-「80,000円(一律控除)」-「諸控除」
会社員の人や公的年金所得がある人は、さらに100,000円を控除するよ。
STEP1の所得が100,000円より低い場合はその金額を控除!
養育費は「1年間でもらった金額」の8割を足してね。
自分に当てはまるものがあれば、所得から控除するよ。
障害者控除 | 270,000円 |
特別障害者控除 | 400,000円 |
勤労学生控除 | 270,000円 |
小規模企業共済等掛金控除 | 地方税法で控除された額 |
配偶者特別控除 | 地方税法で控除された額 |
医療費控除等 | 地方税法で控除された額 |
申請者が子どもの母または父以外の場合、以下の控除が当てはまるかチェックしてね。
寡婦控除 | 270,000円 |
ひとり親控除 | 350,000円 |
たとえば、給与所得が450,000円、養育費が月40,000円(年間480,000円)の場合、児童扶養手当を決めるための所得額は
給与所得450,000円+(養育費480,000円×0.8)-80,000円(一律控除)-100,000円=654,000円!
となるよ!
STEP2の計算で出した所得を下の表に当てはめるよ!
所得額によって「全部支給」か「一部支給」か「もらえない」かが決まるの。
扶養人数 | 受給資格者本人 | 孤児等の養育者 | 扶養義務者・配偶者・|
全部支給 | 一部支給 | ||
0人 | 490,000円 | 1,920,000円 | 2,360,000円 |
1人 | 870,000円 | 2,300,000円 | 2,740,000円 |
2人 | 1,250,000円 | 2,680,000円 | 3,120,000円 |
3人 | 1,630,000円 | 3,060,000円 | 3,500,000円 |
※扶養人数は3人以降1人増えるごとに380,000円が加算される
たとえば、扶養人数が1人の場合
- 所得が870,000円未満なら「全部支給」
- 2,300,000円未満なら「一部支給」
- それ以上なら「もらえない」
ってこと!
子どもの人数と「全部支給か一部支給か」を下の表に当てはめるよ!
児童数 | 全部支給(月額) | 一部支給(月額) |
1人目 | 45,500円 | 45,490円~10,740円 |
2人目 | 10,750円を加算 | 10,740円~5,340円を加算 |
3人目以降1人につき | 6,450円を加算 | 6,440円~3,230円を加算 |
※2024年4月~の手当額
「全部支給」の場合は、子どもの人数で金額が決まっていくよ!
「一部支給」の場合は、所得によって表の範囲内で金額が決まるの。
ただし、「一部支給」でいくらもらえるか計算するのはとっても面倒!
役所に問い合わせて教えてもらうのがおすすめだよ◎
ちなみに、ゆなの場合は
- 2022年の10月までは月額17,790円(一部支給)
- 2022年の11月からは月額43,160円(全部支給)
※児童扶養手当の金額は年によって変わるから、当時のゆなの場合だよ!
がもらえる計算だった!
でもね、ゆなはもらえなかったの。
母子手当(児童扶養手当)がもらえる場合ともらえない場合の基準を確認していこう!
実家暮らしで気を付けたい母子手当のこと
ゆなが母子手当(児童扶養手当)をもらえなかった理由…
それは離婚後、実家に住んでいたから!
だけどね、実家暮らしでも母子手当(児童扶養手当)がもらえる場合ともらえない場合があるの!
手当をもらえるかどうかは、生活スタイルで変わってくるんだ。
ゆなの場合はもらえないパターンだった…
子どもと生活するための大切なお金!
もらえるかどうか確認してみてね。
母子手当(児童扶養手当)がもらえる場合
まずは実家暮らしをしてても、母子手当(児童扶養手当)がもらえる場合について。
以下の条件に当てはまると、もらえる可能性が高いよ。
- 世帯分離をしている
- 二世帯住宅で生活している
- 親の収入が低い
世帯分離をしている
世帯分離とは、同一住所で別世帯にすること。
同居している親と住民票を分けて世帯を分離する手続きを指すよ。
世帯分離することで、あなた自身も世帯主になる!
住民票が別になるから、収入を別計算にできるよ。
二世帯住宅で生活している
二世帯住宅の場合、完全に別世帯と見なされることが多いよ。
水道光熱費の支払いが別であることの書類で、生計が別であることを証明するみたい。
生計は別であることを、しっかりと伝えることが大切!
親の収入が低い
両親が年金受給者などで収入が低い場合は、援助されていないとみなされて受給できることもある。
こちらもしっかり書類を揃えて相談してみよう!
母子手当(児童扶養手当)がもらえない場合
世帯分離など、もらえる場合の条件を揃えても、母子手当(児童扶養手当)がもらえないこともある!
それは、両親の収入が高い場合。
この場合、世帯分離しても手当てがもらえないことが多いよ。
ゆなもこのパターンだった!
実家にいた方がいいのか、早めに自立して手当てがもらえる環境にした方がいいのか…
人によって変わってくると思うから、考えながら準備していこう。
まとめ|母子手当がもらえるかどうかをしっかりチェック!
今回は、離婚して実家に帰る際の母子手当の知らないと損する内容について解説したよ。
離婚後に実家に帰ると母子手当が減額されたり、もらえなかったりすることが分かったよね!
- 母子手当=児童扶養手当
- 母子手当がもらえるかどうかの計算方法
- 実家暮らしで母子手当てがもらえる人ともらえない人の違い
ポイントは、実家の経済状態によって手当がもらえるかがきまってくること!
この内容を頭に入れておくだけで、心の準備とか全然違ってくると思うんだ。
離婚に関するお金って、知らないと損する内容がありすぎる…!
この記事の内容を参考に、しっかり準備して新しい生活基盤を作っていってね。
母子手当(児童扶養手当)以外にも、いろいろな手当についての知識を持っておくと安心だよ。
離婚するともらえるお金は、他にもあるからチェックしておこ!
\詳しい内容&計算方法はこちらの記事で!/
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