この投稿は一部フィクションを含みます。実在の人物及び団体とは 関係ありません
この記事では、離婚後の親権の決め方と養育費の相場や支払い義務について詳しく紹介していくよ!
離婚を進めていく中で「親権ってどう決めるの?」「養育費はどのくらいなの?」って疑問に思う人も多いんじゃないかな。
子どもにとっても大切なことだから、知識をもっておきたいよね。
この記事を参考にすれば、離婚後の親権の決め方や養育費についてわかるよ◎
知識をつけることで、離婚を進めていくときの不安が軽減されるはず!
母親が親権を取れない可能性があるケースや養育費が支払われないときの対処法についても紹介しているから、ぜひ最後まで読んでみてね♪
離婚後の親権の決め方は?
子どもの身の回りのお世話や教育、子どものお金を管理する権利・義務のこと
離婚後の親権の決め方や親権を決めるときのポイント、注意しておくことについて紹介していくね。
離婚後の親権の決め方
離婚後の親権は基本的に夫婦が話し合って決めるよ!
話し合い(協議)で決まらない場合は、家庭裁判所での「調停」で話し合うの。
それでも決まらない場合は「裁判」で決めるよ。
それぞれ詳しく説明するね♪
- 協議
-
協議は話し合いのこと。
夫婦で話し合ってお互いが納得すれば、親権者は自由に決められるよ。
話し合いが進まない場合は、弁護士をつけても良い◎
- 調停
-
協議が進まない場合は、家庭裁判所に「調停」を申立てるよ!
調停は家庭裁判所で「調停委員」が夫婦の間に入って話し合う方法のこと。
調停委員は夫婦の意見をそれぞれ聞いて、離婚の条件を調整してくれるの。
ゆなお互いが納得すれば、親権者が決まるよ。
- 裁判
-
調停で決まらない場合は「裁判」を申立てるよ。
今までの子育ての状況や今後の生活、子どもの意見などから最終的に裁判官が親権を決めるの。
詳しく知りたいひとは下のボタンから裁判所のHPをチェックしてね♪
離婚後の親権を決めるときのポイント
子どもの親権者の決め方にはっきりとした基準はないの。
ただし、基本的には「どちらが親権をもつのが子どもにとっていいのか」を第一に考えるよ。
裁判で親権を決めるときに考慮される可能性があることをまとめたから参考にしてね!
- 子どもを育てられる健康状態にあるか
- 子どもの環境を変えることにならないか
- 小さい子どもがいるか
- 兄弟と離ればなれにならないか
- 離婚する原因は何か
- 経済力はあるか
- 子どもの意志はどうか
参考:”総合福祉科学研究 第 10 号(2019)「親権者指定に関する諸問題」 相谷 登“より
こういった内容や他の要素もあわせて、総合的に判断されるよ。
親権について知っておきたいこと
親権には「単独親権」と「共同親権」があるよ。
単独親権…父親か母親のどちらか1人が親権をもつこと
共同親権…両親2人ともが親権をもつこと
今の日本では、離婚後は「単独親権」と民法で決められているよ!
だから離婚するときは、父親と母親のどちらが親権をもつか決める必要がある。
でも今後は、離婚後に「共同親権」が選択できるように民法が改正されるかもしれないの。
民法が改正された場合は、離婚後「単独親権」にするか「共同親権」にするかが夫婦で選択できるようになるよ。
今民法が改正されると2026年度ごろまでに変わる可能性がある!頭に入れておいてね◎
母親が親権を取れないケース
令和4年の司法統計の資料によると、母親が親権をとるケースは9割以上!
一般的には母親が親権者になりやすいけど、親権をとれないこともあるよ。
母親が親権をとれない可能性があるケースについて紹介するね!
- 母親が子どもに虐待・ネグレクト(育児放棄)をしている
- 母親が病気などで子どもを育てるのが難しい状況がある
- 子どもが父親を希望している
- 離婚前の別居中、子どもが父親と暮らしている
- 父親が主に育児をしている
とくに、離婚前提の別居をするときに子どもと離れてしまうと親権をとるのが難しくなるケースに気を付けてね。
親権をとりたいと考えている場合は、別居のときに子どもと離れると不利になる場合があると覚えておいて!
ただし、相手の同意なしで子どもを連れて行くと「子どもの連れ去り」という違法行為だと判断されてしまう可能性もあるの。
まずは専門家に相談してみるのもおすすめだよ。
相手のDVなどがある場合は身を守るために別居してね!
養育費の相場や支払い義務について詳しく紹介!
つづいて、養育費についてや養育費の相場の調べ方、支払い義務について説明していくね~♪
養育費について知っておきたいこと
養育費とは、子どもの監護(一緒に暮らしてお世話をすること)や教育のために必要な費用のこと。
衣食住に必要な費用、教育費、医療費が当てはまるよ!
養育費について、離婚する時に夫婦で決めておくことを紹介するね。
- いくら払うか
- 何歳まで払うか
- いつ振り込むか
- 振込先
養育費は「子どもが経済的・社会的に自立するまでに必要となる費用」とされているよ!
支払い期間は、子どもが働き出すまでや20歳までなど夫婦の話し合いによって自由に決められる。
たとえば、4年制大学への進学を考えている場合は「22歳に達した後の3月まで」というように決めるよ。
いつまで支払うのか、具体的にしておこう◎
決めた内容は、後でもめないように必ず書面に残すことが大切だよ!
合意書のフォーマットは下のボタンから見れるから、参考にしてね◎
だけど、ゆなのオススメは合意書よりも「公正証書」にすること!
夫婦で合意した内容を公正役場で「公証人」に書いてもらう公的な文書
合意書だと強制力がないから、養育費が支払われなかったときに調停の申立てからスタートしなくちゃいけないの。
公正証書に残しておくと、養育費が止まった場合に調停や裁判などをしなくても強制執行ができるよ。
養育費が支払われない場合、裁判所が強制的に相手の財産を差し押さえてお金を回収すること
ただし、公正証書に「支払いが止まったら強制執行してもいい」という内容を書いておく必要があることに注意してね!
養育費の相場
養育費の相場は裁判所HPにある「算定票」で調べられるよ!
調べ方を詳しく説明していくね。
まずはこれを把握しておいて♪
把握しておくこと
- 子どもの人数
- 子どもの年齢
- 夫婦の年収(源泉徴収票を確認!)
- 会社員なのか自営なのか
検索結果に出てくる裁判所のページをクリック!
次に「養育費・婚姻費用算定表」をクリックしてね!
算定表は、子どもの人数と年齢で分かれているよ!自分に合う算定表をクリックしてね。
ゆなの場合は0歳の子どもが1人だから、表1をチェックするよ!
出てきた算定表に夫婦それぞれの年収を当てはめて、交わったところが養育費の相場だよ!
- 夫年収 500万円
- 妻年収 110万円
ゆなの場合は4~6万円が相場!
ゆなは離婚調停をして、養育費は毎月4万円に決まったよ!
ただし、算定表はあくまでも「相場」だから絶対ではない!
夫婦間で話し合って納得すれば、相場より多くても少なくてもいいんだよ。
あとは「子どもが私立の学校に進んだ場合は金額を〇円に増やす」など想定して決めておくことも大事!
養育費の支払い義務
養育費の支払いは義務だよ!
子どもを監護している親は,他方の親から養育費を受け取ることができます。
引用:“法務省HP 養育費”より
なお,離婚によって親権者でなくなった親であっても,子どもの親であることに変わりはありませんので,親として養育費の支払義務を負います。
親権が妻にあるとしたら、夫に養育費の支払い義務がある◎
権利じゃないの。義務なの。
でも実際には養育費を受け取っている人は少ないのが現状みたい…
厚生労働省の令和3年度の調査によると、実際に養育費をもらっている人は母子世帯で約3割、父子世帯で1割未満だよ。
養育費が支払われない場合
養育費は義務だけど、現状では支払わなくても法律による罰則はないの。
養育費が支払われないときはこんな対処法があるよ!
- 家庭裁判所から説得してもらう(調停や裁判で養育費を決めた場合にできる)
- 強制執行をする(公正証書がある場合や調停・裁判で養育費を決めた場合にできる)
養育費を話し合いで決めていて公正証書を作っていない場合は、家庭裁判所に調停を申し立ててね。
まとめ|親権の決め方や養育費の相場を知って、離婚後の準備をしよう
ここまで、離婚後の親権の決め方と養育費の相場や支払い義務について詳しく説明してきたよ!
- 離婚後の親権の決め方はまず「話し合う」。決まらない場合は「調停」や「裁判」で決めるよ。
- 養育費を支払うのは義務!
- 子どもの人数や年齢、夫婦の収入で相場が決まる。でも、お互いが納得していれば金額は自由!
決めたことは書面に残すことを忘れずにね!
親権や養育費の問題って、正解がないから家庭ごとの状況で変わってくる。
「自分の場合はどうするのがいいの?」って悩むこともたくさんあるんじゃないかな。
子どもにとってできるだけ良い選択にしたいけど、ひとりで考えていてもわからないことが多くてもやもやする…
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離婚のこと考えるのってしんどいし、法律も関わってくるから難しい。
だけど、知識がないと離婚は損することがあるよ。ひとりで悩まず、まずは気軽に相談してみてね◎
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